東京都と大学との共同事業

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「大学との定例懇談会」に参加する大学の持つ「知」のリソースを生かし、東京の持続的発展やSDGsの推進に資する共同事業を実施し、研究成果を都民に還元します。

おしらせ

「東京都と大学との共同事業」実施事業一覧

テーマ「"一人ひとりが輝く未来の東京"の実現」

長引くコロナ禍や気候危機、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した諸問題、国内の出生数の落ち込み等、社会情勢の大きなうねりの中、人が輝く明るい「未来の東京」を実現するためには、前例にとらわれない発想が必要です。こうした中、都は、サステナブルリカバリーを実現し、持続可能な社会を築き上げるため、源泉となる「人」や未来を切り開く子供政策、新たな成長分野(DX・GX等)、それらを支える社会資本などへの大胆な「投資」を進めていきます。誰もがいきいきと活躍し、持続可能で魅力溢れる未来の東京を創るため、"一人ひとりが輝く未来の東京" をテーマとして、実施します。


トーンウッドに学ぶ持続可能な素材・技術に基づく個性輝く音楽製作

参加大学 東京大学、東京藝術大学
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トーンウッド(楽器用木材)に代えて、安価で高品質な新素材・新技術を活用し、持続可能な楽器・音響部品(SMI)を開発します。SMIを設計・製造する工程を学べる体験型イベントや演奏会等を含む公開イベントを実施します。音楽活動の格差が是正され、経済的不平等性を解消したインクルーシブな社会形成と質の高い教育を提供します。


TOKYOこども起業家ゼミのプログラム開発と実施

参加大学 法政大学、早稲田大学
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子供のアントレプレナーシップを地域と大学が共に育む出店型教育プログラムを開発します。子供のビジネス体験イベントを基に、起業家ゼミのマニュアルと動画を作成し、講習会を実施します。これらにより、地域のイベントや町内会、学校等で、子供が起業を学ぶコミュニティを形成し、「TOKYO子供起業家教育モデル」を推進します。

◆令和5年9月5日更新

8月25日、26日に「こども起業家ゼミ」を実施しました。ワークショップには小学4-5年生、中学3年生の計8名が参加し、夏祭りの出店には約220組が来場しました。こどもたちは、ポスターの作成やかき氷の販売等において、社長として主体的に部下(大学生)へ指示し、協働することで、アントレプレナーシップを学びました。本ワークショップでの改善点を分析し、季節にあわせて販売商品を変えて、他の地域で実施する次回以降のワークショップへ反映します。また、ワークショップの内容を踏まえ、年間を通じて各地域で実施できるようマニュアルを整備し、当該マニュアルを周知する等して、都内に展開し広く都民に還元する予定です。

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東京デフリンピックに向けたAI手話翻訳ツールの活用とボーダーレススポーツイベントの開催

参加大学 順天堂大学、電気通信大学
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AI技術を用いたコミュニケーション支援を実証し、AI手話翻訳ツールの活用・機能向上を推進します。都民に向けて手話ボランティアを育成する講習会や、健聴者アスリートとデフアスリートが共生するボーダレススポーツイベントを実施します。2025東京デフリンピックを成功させ、誰もがスポーツを楽しめるボーダレスな東京を実現します。


テーマ「-After TOKYO2020-レガシーの発展による『未来の東京』の実現」

昨年、コロナ禍という困難な状況の中で、感染症対策などの危機管理の徹底し、東京2020大会を安全・安心に成し遂げることができました。また、大会を通じて、障害の有無・人種・性別などを越えて多様な人々が互いに認め合う共生社会への実感を広げるとともに、環境先進都市のモデルとなる取組や最先端のテクノロジーなど、東京の多様な魅力を世界に発信してきました。 今後、こうした、大会を通じて生み出されたレガシーを、「未来の東京」のスタンダートとして社会全体に広げていくとともに、新型コロナとの闘いで生じた様々な変革、少子高齢・人口減少社会の進行、脱炭素・デジタル化の潮流等を踏まえて、未来を切り開く取組を加速するために、"After TOKYO2020" をテーマとして、実施します。


スポーツ事故ゼロを目指した安全・安心な環境の提供

参加大学 国士舘大学、中央大学

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スポーツイベントでの怪我や急病の発生時に適切なファーストエイドを行うことができ、スポーツボランティアとして活躍できる人材を育成します。 VRを活用した育成プログラムを開発し、大学生や高校生など、都民を対象とした講習会の実施や実践環境の提供を行うほか、スポーツイベント運営者が活用できる救護体制マニュアルを作成します。 ボランティア文化の醸成・定着に加え、スポーツを支える人材の育成を通して、「スポーツ事故ゼロのTOKYO」の実現を目指します。

◆令和4年12月22日更新

・スポーツ事故等を未然に防ぎ、早期に適切な医療に繋げるボランティア「スポーツファーストレスポンダー(SFR)」の講習会を開催します。 スポーツに関わり、ご興味がある方はぜひご参加ください。詳細はから。

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◆令和5年3月31日更新

スポーツ大会での競技者や観客のケガ・急病等に適切な処置ができるよう、東京2020大会で実践した救護ノウハウ活用や、都有施設との連携を通じ、大会運営者用の救護マニュアルを作成しました。スポーツボランティアとして幅広く活躍できるスポーツ ファースト レスポンダー(SFR)を育てるため、 eラーニングやVRを活用した人材育成プログラムを開発し、都内の大学生・高校生やスポーツ施設の職員等を対象としたSFR講習会を開催しました。

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インクルーシブフードの開発と普及

参加大学 東京医科歯科大学、東京大学

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摂食嚥下障害がある子供とその親が一緒に楽しめるインクルーシブフードを開発します。 子供、親、支援者、企業等を対象とした試食会を実施し、SNSで発信するとともに、インクルーシブフードを提供する飲食店等をWEB上のマップで紹介します。障害の有無に関わらず、誰もが同じように外出先でも家庭でも、おいしい食事を食べられる東京になることを目指します。

◆令和4年12月4日更新

摂食嚥下障害がある子供とその親、支援者、企業等を対象とした試食会を実施しました。詳細はから。

 

◆令和5年3月31日更新

摂食嚥下障害がある子供が噛まずに飲み込め、彩りも鮮やかなインクルーシブフード・スィーツを開発しました(子供が好きなメニューをアンケート調査し、ビーフステーキや唐揚げなどの「もぐもぐBOX」を作成)。また、子供、親、支援者、企業等を対象に試食会や完成披露会を実施し、インクルーシブフードの魅力をPRしました。今後、共同研究で開発したフードを提供する店舗等と連携し、障害の有無に関わらず、誰もが同じように家庭や外出先等でおいしい食事ができるインクルーシブ都市・東京を推進します。

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都営バスのリアルタイム運行データを用いた渋滞検知サービス

参加大学 早稲田大学、お茶の水女子大学
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都バス池86 系統沿線(明治通り 渋谷~池袋間)の渋滞情報サンプル

都営バスのリアルタイム停留所発車時刻データと機械学習(AI)を組み合わせて、新たな渋滞検知サービスを開発し、WEBサイトで渋滞情報を提供します(既存サービスではカバーしていない地元に密着した一般道路エリアまで検知を拡大)。また、開発した渋滞検知方法を公開し、第三者への技術移転を目指します(カーナビやスマホアプリによるルート検索の精度向上に貢献)。東京2020大会に向けた混雑緩和の取組をさらに発展させ、脱炭素社会実現にも貢献します。

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◆令和5年3月31日更新

都営バスのオープンデータを活用するとともに、現場調査を基に運行特性を反映したAIによる機械学習を組み合わせ、新たな渋滞検知サービスを開発しました(精度83%、検知率83%)。都営バスの渋滞情報をWebサイトで随時提供(赤い矢印の箇所)し、今後、都の交通渋滞対策の取組と連携し、脱炭素社会実現にも寄与します。

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テーマ「サステナブル・リカバリー」

新型コロナとの闘いにより疲弊した経済、社会、人々のマインドを回復させながら、未来に向けて「より良い復興」を目指します。コロナ禍の「新しいつながり」や「新しい暮らし」を追求するとともに、50年、100年先も、便利で豊かさが溢れる持続可能な都市を構築すべく、サステナブル・リカバリーの視点による共同事業を実施します。


地域参加による換気の可視化 向上プロジェクト

参加大学 電気通信大学、東京大学

飲食店・劇場・病院・学校などの感染防止対策として、換気を可視化・向上する取組を地域の店舗・事業所等の参加により実施しました。
事業所のCO2濃度をWEB上で可視化・分析できるIoTゲートウェイ「CO2ハブ」を開発し、SNSを活用した専門家のアドバイスや事業所間の交流により、換気のノウハウを共有しました。本プロジェクトによる蓄積を「換気対策ガイドブック」としてまとめ、公開するとともに、飲食店等のコロナ対策リーダーへ発信するなど広く周知を行いました。
また、地域の店舗・事業所のCO2濃度をリアルタイムで公表する実証実験として「換気良好マップ」を作成しました。

◆令和4年3月29日更新
  • 今年度の実績を踏まえ、上記のとおり事業内容の記載を更新しました。

 

◆令和4年3月22日更新
  • 令和4年1月、飲食店・音楽会場などのためのを作成し、公開しました。
  • 令和4年3月、換気良好店を可視化するの実証実験を開始しました。
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換気対策ガイドブック
ノウハウを広く周知

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換気状態の検証の様子
(ビニールカーテンにより
換気が阻害されたケース)

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TOKYO換気良好マップ
CO2濃度を可視化

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「デジタル上野の杜」プロジェクト

参加大学 東京藝術大学、東京大学

文化・観光の拠点である上野公園エリア(上野動物園、東京都美術館、東京文化会館等を含む)を3Dスキャナーで点群データ化し、アバターを通じて散策や会話を楽しめるバーチャル空間「デジタル上野の杜」を構築・公開しました。
取得した点群データは、デジタル空間上に東京都を再現することを目指す「東京都デジタルツイン3Dビューア」にも掲載し、デジタルツイン実現プロジェクトの推進に寄与しています。

◆令和4年3月29日更新
  • 今年度の実績を踏まえ、上記のとおり事業内容の記載を更新しました。

 

◆令和4年3月22日更新
  • アバターを通じて交流が可能なバーチャル空間をオープンしました。(も同時公開)
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上野公園 さくら通り

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上野動物園 東園(五重塔)

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東京都美術館

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東京文化会館

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外国人材との協働コミュニティを創出するためのパターン・ランゲージの開発研究と普及推進

参加大学 東京都立大学、早稲田大学 ※懇談会メンバー外から社会情報大学院大学が参加

外国人材との協働に成功している様々な業種の企業を調査し、経験則(勘、コツ、ノウハウ)の収集・分析を行いました。
成功事例に共通する「パターン」を「ランゲージ(言語)」化した「パターン・ランゲージ・カード」及び、その解説版である「パターン・ランゲージ・ブックレット」をあわせて作成し、WEBで公開しました。
職場内での共生に課題を抱える企業等を対象にワークショップを開催し、実践的なノウハウを共有するとともに、幅広い主体への普及を目指して紹介動画を公開しました。
また、東京外国人材採用ナビセンターや東京都多文化共生ポータルサイトと連携したPRを実施しました。

◆令和4年3月29日更新
  • 今年度の実績を踏まえ、上記のとおり事業内容の記載を更新しました。
  • 「パターン・ランゲージ・カード」の活用方法等を紹介するを開設しました。

 

◆令和4年2月14日更新
  • 及びが完成しました。
  • 「パターン・ランゲージ・カード」を活用したオンラインワークショップを開催しますので、ぜひご参加ください。⇒応募はから ※応募は終了しました。
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(カード表面)パターンをイラストで表現

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(カード裏面)状況、原因、解決策を記載

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「パターン・ランゲージ・カード」を
活用したオンラインワークショップの様子

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テーマ「Community×SDGs」

誰もが集い、支え合う居場所・コミュニティが至る所に存在する東京の姿を目指し、SDGsの普及を図りつつ、コミュニティの活性化や多様性に富んだ東京の実現につながる共同事業を実施しました。


医療機関への「やさしい日本語」の普及

参加大学 順天堂大学、帝京大学 ※懇談会メンバー外から聖心女子大学が参加

医療従事者への「やさしい日本語」普及を図り、外国人住民だけでなく、高齢者や障害のある方々など、誰にとってもやさしい医療環境を実現させる活動を行いました。 自由に活用できる研修会資料および動画教材を開発し"医療×「やさしい日本語」研究会"ホームページに掲載しています(下記リンク参照)。さらに、簡単に目を通せる「やさしい日本語」紹介リーフレットを作成し、配布しました。ダウンロード可能です。事業期間中にオンラインでのシンポジウムやワークショップをZoom開催し、多くの方にご参加いただきました。参加者が自分の職場で「やさしい日本語」研修会を開くなど、次の活動につながっています。

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災害時における大学キャンパスを活用した避難手法の検証

参加大学 法政大学、東京工業大学、東洋大学

地震などの災害発生時に、大学キャンパスでの屋外キャンプが、体育館等での集団避難とは異なる、家族単位での避難をする場所として、新たな地域の避難拠点となり得るか、実証実験等を通じて検証しました。
大学キャンパスは様々な点で人間らしい避難生活に適しており、本件をモデルとした「新しい避難生活拠点」を提案しました。

IMG_0988.JPG 大学キャンパス内での実証実験の様子
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大学と地域が連携した「食」を通じたコミュニティ活性化

参加大学 専修大学、中央大学

「食」をハブにしたオンライン・コミュニティ・プラットフォームを構築し、リアルな交流会やシンポジウムとも組み合わせ、学生や地域住民、商店街店舗などのコミュニティ活性化を推進しました。食品ロス削減への社会的関心を喚起するため、余剰野菜活用カレー販売を行うなど、相互交流から新たなプロジェクトが検討され、地域の枠を超えた持続可能なプラットフォームとして活用されることを促しました。

daigaku_k002.jpg 余剰野菜救済のためのカレープロジェクト
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